我が家の不登校

 

2001年11月突然夫から離婚を申し立てられました。

翌年1月離婚成立、そこから私は必死で子供3人を育てる生活が始まりました。

 

仕事も見つけ安定した生活が送れるようになって2年が過ぎた頃、突然長男が不登校となりました。

息子は小さな頃から課題や問題をおこし、私はそのたびに乗り越えてきました。

 

しかし、不登校ひきこもりになったとき、私は将来の不安を感じ、これが最後のチャンスと思って私は仕事を辞め、息子と向かい合う生活を始めました。

 

そのような状態の中、日々進展しない現状をイライラしながらも続けていました。 

 

そして2年半が過ぎた頃、急に息子が変わり始めました。

あれよ・あれよ・・・・という間に大学入学が決まってしまいました。

高校の卒業が危ぶまれている状態にも関わらず(笑) 

 

先に大学の入学が決まってしまったので、後は卒業に向けて頑張るしかありません、息子は大学に入りたいばかりに頑張りました。 

何年過ぎた今でも当時の事は不思議でなりません。

 

大学に入学した後は毎日休むことなく通い続けています。

更に現在ではバイトも始め社会性を身につけ、就職活動を頑張っています。 

 

子供の可能性は無限!!実感しました。 

 

 

そして、息子が無事社会復帰した後、今度は私自身の抱えている問題

「自分自身の自己肯定感が無く、自尊心が低い事」に気が付き始めました。(始めは無意識の状態でハッキリ自覚できたのは随分後のことです)

 

そしてNLPを始めとする心理学や心理療法を学び、同時に自分自身を癒し続けました。

貴重なお金と大切な時間を使い、学び続けた結果、ありのままの自分を認め、自分の可能性にも目が行くように成りました。 

 

自分自身が変わるきっかけとなった心理療法・セラピーを多くの人に役立てたい、同じようにしんどい思いをしている人の役に立ちたいと思い、私は心理カウンセラーとなりました。 

 

そして同時に平成24年発達障害・不登校ひきこもり家族・関係者の居場所

NPOらぽーるを立ち上げ、中心となって活動を続けています。

 

 

息子が不登校だった時、親子が必死でもがいていました。

3年前のことなのに10年以上も前の事のように感じます。

本人はまだ当時の傷は癒えていないと言います。

色んな事を乗り越えたから言えることですが、身を持って教えてくれた息子に心から感謝しています。 

 

教えてくれてありがとう!! 

お陰で、私はありのままの自分で

自分らしく生きることができるようになりました。

 

ひとりひとりは、かけがいのない存在です。

不登校は道に迷っている状態と同じ 

誰かのサポートがあったら、必ず元の道に戻れるのです。

 

お母さんが、子供さんのサポート役になれるように

私はお母さん達のサポートをさせて頂きたいと思っています。